君が望む全て与えられたら
偽る言葉の裏側に響くのかな
出会い別れ 出会いは枯れて
絡まる鎖が明日も赤く錆びてゆく
点滅の信号に小刻みに走る午後
ふと不意に感じた風は冬の匂い
渡りきった向こうで振り返る物語
あの日の右手には鳴らない電話
溢れ出す鼓動から目を背け頷く日々に
溶け出す麻酔と痛みを乞う
見せなくてもいいよ綺麗に消して
私は声を殺して微笑む
揺れる心二度目の涙好きだと言えたら
苦しまずに笑えるの
願い奏で願い叶えて私の気持ちは今も
君を好きだから
一年のときが過ぎとけはじめた理想も
まだ少し痛いけど歩き出せるよ
渡りきった向こうで振り返る物語
君が描く未来を何処かでおもう
溢れ出す鼓動から目を背け頷く日々は
私の光を影に変える
くだらない意地張って突き進んでも
嘘でしょ 丸く収めたいだけ
夢は夢で私は必然答えを求めず
自分を磨くこと
孤独恐れ矛盾に歪んでそれすら
私の夜空に美しくうつる
いつか二人また笑えたら
切なく刻んだ日々も
鮮やかな花になるよ
強く咲いて私を彩る
失くした日々の色を取り戻すこの歌は
私の希望 私の叫び 逃げずにここにいるから
君が望む全て与えられたら
偽る言葉の裏側に響くのかな
出会い別れ出会いは枯れて
辛そうで辛そうで今も
抱きあって重なって支えあって
触れ合って誓いあって想いあう葛藤も
鉄の箱にしまえ